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The best experience…!!!

11月7日〜8日に(ついに)開催されました[DustBunnySHOW]、大盛況にて終了いたしました!

4月に予定されていた公演でしたが、残念ながら緊急事態宣言発出に伴い中止を余儀なくされました。
そこから約半年…
公演数は減ってしまったものの、リベンジさせていただけて本当に嬉しかったです。

拙い文章ではありますが、今回の舞台を本当に楽しみに頑張ってきましたので、
思い出記録として書き記していきたいと思います。

I thought it was a gift from the gods.

オファーをいただいて、最初の資料を見せていただいた時、驚きと嬉しさで飛び上がってしまった。

お仕事で、大好きな世界観の作品に関わることができるなんて!

しかも、「キャストとして…???」

最初は何かの間違いなんじゃないかとも思って、お声がげくださった植木豪さんに2度聞してしまったことを覚えています。

とにかくすごく期待を込めて臨みました。
初めは何ができるか全くわからなかったけれど。この舞台の世界観なら…とエレキヴァイオリンを新調してしまった。
(いつか買おうと思っていたので、絶対このタイミングだと確信しました)

選んだのはクロサワバイオリンで取り扱っているbridgeというメーカー。
ちょうどクロサワさんが特注で作っていたシルバーの子と出会って、音も素敵だったので即決でした。

思った通り私の演じた[Y]にピッタリ!
激しい動きにもしっかり耐えてくれて、とっても頼もしい子です♪

Every day I ask myself, "What can I do?

DBSオフィシャルInstagramより

これまでにも、少ないながらミュージカルには参加したことがあったけれど…
オケピットに入っての演奏や、舞台上だったとしても演奏がメイン。
キャストとして…というのは全くの初めてでした。

演じる、ということをまともにしたことがなく、全てが新しかった。

演者のみんなそれぞれに特技があって、わたし以外はみんなダンサー。

私にはヴァイオリン、という武器があるけれど、今回は演奏だけしていればいいってわけじゃない。

[音で感情を表現する]

その上で

[体や表情でも表現する。]

でも、みんなと一緒に混ざってダンスはできない。そんな中、みんなが少し羨ましくも思えた。

どうやって[Y]という役を表現すればいいんだろう…という問題に、ずっとぶつかっていたように思います。でもそれは自分自身で導き出すしかない問題。ヴァイオリン弾きにしか分からない動きってあるし、タブーだってある。

その中で最大限に体を動かしていく…、でもどうやって?

ダンスシーンを稽古しているみんなを見ながら、みんなとどんどん離れていってしまう気がして焦りを感じていたある時、稽古の途中で振り付けの里美さんが、
「ヴァイオリン(音)で表現するところからずれないほうがいいんじゃない?」
…そう言ってくださってハッとした。

気持ちが少し軽くなって、むしろそこから少し、楽に動けるようになった気がします。

To be "Y".

Yという役は、すごく難しかった。
いつも大体不機嫌な、日野さん演じるBLACKのペット。

台詞はたった一言だけ。(演出の香さんが私を慮ってくださったのです)
その中で、[Y]の気持ちを探る日々。

Tokyo borderlessTVさまの記事より
Tokyo Borderless TVさまの記事より
舞台袖でMikaTにとってもらった写真♪

ーなぜ不機嫌なの?
ーなぜブラックの言いなりなの?
ー何を考えてるの?

稽古中に香さんに伺ったり、みんなとそれぞれの役について話し合ったり。

でも実は、本音を言ってしまうと、今回の本番ぎりぎりにやっと、[Y]と私あさいまり が仲良くなれた気がするんです。

4月の本番前にも、落とし所は見つけていたつもりでした。
でも今はもっと[Y]がわかるし、堂々と[Y]として舞台に立てていたと思います。意外となかなか可愛いやつなんだ、って。

不器用なところは私に似ていると思う。

A series of new discoveries and realizations…

今回、普段一緒にあまり過ごしたことのないダンサーさん達と同じ空間で過ごし、音楽仲間同士では発見できないことをたくさん知ることができました。

まずは、必ずアップをする…ということ。人それぞれやり方は違えど、必ずじっくりストレッチをする。稽古が終わってからも、同様に軽くストレッチ。私たちで言うと音階や基礎練みたいなものかな…。でも、これってもしかして、演奏者にとってもすごくやっと方がいいんじゃないかな、と思うのです。

同じように体を使うし、特にヴァイオリンは姿勢が傾きがち。昔からレッスンで教わったことはないけれど、もしかしたらレッスンで必ず教えてもいいくらい、重要なことなのではないかなと感じています。

演出の香さんや振り付けの里美さんをはじめ、色々な動きのアドバイスやお話が、置き換えたら私にも応用できることばかりで、自分が参加していない稽古中も目が離せなかった。

特に、「ちょっとした動き一つ一つに意味がなきゃいけない、意味なく動かない!」と言う一言は、「何も考えずに音を出すな」っていうことと似ていて、たくさんの素晴らしい教えに感謝しかありません。

Great Company♪

万美さん♪
achaさん♪
MikaT♪
さなちゃん♪
ユキ子さん♪
由佳さん♪
ここあちゃん♪
カンパニーの皆さん♪
DustBunnys!!

素敵なカンパニーでした…♪
みんなそれぞれに、スキルも性格も違うけれど、それぞれの分野で皆素晴らしくて、稽古で何度見ていてもパフォーマンスは飽きることなく何度でも見たいっと思えたし、こんなにパワフルなぶつかり合い(それぞれに切磋琢磨していた…)って、これまでに経験したことあったかな…って言うくらい濃い時間を過ごしました。悩んだりすうることもあったけど、それも個々にではなく、みんなで考えたり悩んだり助けたり助けられたりして乗り越えることができたと思う…。
私もギリギリまで試行錯誤の連続だったけれど、何度も何度もみんなに助けられて、私の中でも一番いい形で本番に臨むことができた。今現在の答え…でしかないけれど、そこに行き着くことができたのも、このカンパニーのみんなのおかげです。

+ Dark Crew +

日野さん演じるMr.BLACK率いるダーククルー。
個性豊かな3人衆でお届けいたしました^^

今回みたいな経験って、もしかしたら今回限りかもしれない。
そのくらい貴重で、滅多にないことだと思うし、経験できたことを誇りに思います。
みんなすごくて、すっごく活動頑張っていて、毎日毎日刺激をもらっていました。
いつかまたこのメンバーで集まれるかな…って言う期待もしながら、
私もまだまだまだまだ…頑張ろうって思います。


誇りを持ったウサギでいたい♡
そして素晴らしい景色を夢見ながら人生の航海をしたいと思います♡

ありがとうございました♪

仲万美さんが描いてくれたイラスト♪(保存用に載せさせていただきます♪)

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