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Invitation du Château

5月6日はサロン・ド・ムジクの第5回目の公演。
千葉県柏市にあるコーマル城にて開催しました。

サロン・ド・ムジク…は、中世のような交流の場を現代に…というコンセプトで、
会ごとのテーマに合わせた音楽会と、ささやかな交流会を軸に、
都内のライブハウスを中心に開催しているイベントです。

が…

今回ほどこのイベントにぴったりのシチュエーションはないのではないか…というほど、
素晴らしい企画となりました。

少しばかりですが、写真で振り返りながら、
イベントレポートを記していきたいと思います。

CHATEAU DE COMAL

コーマル城は、千葉県柏市にあるフランス城主会会長に認められたちいさなお城。城主で建築デザイナーの高丸重信さんが30代の頃の作品として立てられたもので、民家の中に突如現れる、日本のお家サイズのお城です。

今回私がこの場所でイベントを開催できることになったきっかけは、2月にここで開催された幻想演劇集団レ・ミロワールさんの演劇公演に、音楽で参加させていただいたことがきっかけでした。『オリオンと3人の乙女』という演目で、まさにこの場にぴったりの公演でした。

その時に、ぜひまりさんもここで演奏会などされてみては…というお話をいただけて、(いつかぜひ…)とは思っていたものの、自分でもまさかこんなに早く実現できるとは思っていませんでした。色々な良きタイミングが重なって、トントントン…と決めることができました。

当日は全国的に下り坂の中、関東の東京周辺だけが晴れという、なんとも神様の思し召しか…と思ってしまうようなお天気に恵まれ、最高のサロン・ド・ムジク日和でした。

Concert & Tea Party

サロン・ド・ムジクは、私がホスト役となり、中世の頃のサロンのような交流の場を目指すイベント。音楽会を中心とした構成ではありますが、その時その時の企画に合わせて、さまざまなジャンルの音楽家さんを始め、画家さん、ハンドメイド作家さんなど、色々な方をゲストにお招きして開催しています。

コーマル城の高丸ご夫妻の活動が『フランス18世紀の市民的サロンの継承』ということで、ぜひ演奏会とサロンパーティをセットにして開催しよう!ということになりました。

私自身は『現代風にアレンジした』…というところを大事に思っていて、衣装はその当時のそれとは異なりますが、お城に合う衣装をコーディネートしてみました。

真っ白なお城には、淡いパステルカラーがぴったり合いますね。

私が愛してやまないコルセットブランドabilletageさんのお洋服を中心にしましたが、このブランドも昔のコルセットを『現代風にアレンジ』していて、全くそのままではないオリジナルを作っているところがとっても好きなんです。

Program

会場の雰囲気に合わせて、編成と曲目を考えました。
このトリオ編成、とても雰囲気に合ってよかったですよね???

【中世の楽曲から】
English Dance:13 Century England
Pastime with Good Company:Henry VIII(king of england)

【アイリッシュの曲から】
King of Fairies:Hornpipe – Ilish
The Wind that Shakes the Barley:Reel – Ilish

【クラシックから】
Méditation:J.Massenet
Le quattro stagioni ‘La primavera’:A. Vivaldi

【オリジナル楽曲から】
スペクタクル -「ハープ・スペクタクル』より
:邊見美帆子
びいどろのこころ-『夜明け方」より
:矢島給里子
享楽のジグ-「組曲:生命のフォリア」より
:あさいまり

【アンコール】
You Raise Me Up:Seacret Garden

Players

コーマル城のこの空間にぴったりの楽器編成だったのではないかな♪と、自負しております。

ちょうどこの企画を考えるもう一つのきっかけが、フルートの矢島絵里子ちゃん。
そろそろ何かやりませんかーと連絡をくれて、それがとっても嬉しかったので、
じゃあコーマル城がいいかな…って思いついたんですよね♪

ライブハウスとは違うので、音響がなくても成り立つように…と考えた時に、
音も見た目も、ハープが素敵!!!…ということで、邊見美帆子ちゃんをお招きして。

この編成、とっても可能性があるなーって、私自身とってもワクワクしました。

矢島絵里子
Flute,Ilish-Flute,Tin Whistle

あさいまり
Violin

邊見美帆子
Harp

Tea party at the SALON

そしてここからがまた一段と楽しかったのです。私がやりたいサロンイベントってこれこれ!…っていう感じの、軽食やお飲み物をいただきながらの交流会♪

サロン文化の継承…をされているということだけあって、軽食付きのイベントやりたいんですってお話ししただけでこんな素晴らしい催しとなりました。お料理は城主夫人さまの手作りで、飾り付けも素晴らしく、また大体こんなに素敵なカトラリーが揃っていることも、他ではないポイントだと思います。少なくとも、ライブハウスではなかなかここまでは難しいですよね。

お皿やコップに紋章の柄がついていて、どこの食器だろうとよく見ると、’CHATEAU DE COMAL’の文字。オリジナルの食器とはまた驚きました!

お越しくださった皆様からも感嘆の声♪なかなか味わえない企画に大満足してくださったようですし、お食事もほぼ完食。知らない方同士でモジモジしちゃったらどうしよう、ホストの私がうまくまとめなくては…なんていう心配は全くご無用でした。

この時間がうくれたことは、コーマル城の高丸ご夫妻と、コーマル城スタッフの方々あってこそで、本当に感謝です。

Thank you for coming!

限定12名の小さなイベントでしたが、この規模だからよかったような気がします。
まずは開催できたことで、またやれる!という気がしていますし、
今度はもっとこうしよう…っていう改善点も得られました。
またこのような会が催せるように、頑張って活動していきたいと思います。

クラシックの演奏が好評でよかった♪
個人的に、修行中なので成果が見えたような気がして嬉しいです。

次回はのSalon de Musiqueは6月8日&11日!
アコーディオンの土屋恵ちゃんと2人で、またガラリと違う雰囲気で開催します。
東京都愛知の2公演あるので、都外に持っていける内容にしていきます。
(なので展示販売等はないのですが)
でも演奏後の交流会はやりたいな。
それぞれの場所で、それぞれにマッチした形で…

すでにご予約開始していますので、ぜひいらしてくださいね♪

See you next time!

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